【お役立ち情報】ものづくり補助金の公募予定について


…設備投資をお考えの方は是非ご検討ください

ものづくり補助金(革新的ものづくり・商業・サービス開発支援事業)の公募が、平成28年度第2次補正予算の成立から1か月後程度(10月後半頃)から開始される予定です。
この補助金は、経営力向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等の経費の一部を補助してくれるものです。

概要をみておきましょう。
※平成28年度第2次補正予算の成立が前提で、今後、内容等が変更になることがあります。

■対象事業者
認定支援機関の全面的なバックアップを得て事業を展開する中小企業・小規模事業者が対象です。
※認定支援機関とは、経営革新等支援機関として認定された税理士や金融機関等のことです。

■補助対象事業
「一般型」、「小規模型」、「第四次産業革命型」の三種類になる予定です。

(1)一般型
補助対象経費:機械装置費、技術導入費、運搬費、専門家経費
補助額:対象経費の2/3以内で上限1,000万円

(2)小規模型
補助対象経費:一般型の他、原材料費、外注加工費、委託費等
補助額:対象経費の2/3以内で上限500万円

(3)第四次産業革命型
人工知能、IoT等を活用した設備投資により生産性向上を図る事業を支援するものです。
補助対象経費:機械装置費、技術導入費、運搬費、専門家経費
補助額:対象経費の2/3以内で上限3,000万円

◇「一般型」、「小規模型」は次の場合に補助上限額が増額されます。
・経営力向上計画の認定を受け、雇用・賃金を増やす計画に基づく取組の場合:補助上限額2倍
・最低賃金引き上げの影響を受ける場合:補助上限額1.5倍
※二つ併せると補助上限額は3倍になります。

■その他
前回の2次公募では100件程度の補助予定でしたが、今回は約6,000件の補助が予定されています。
ものづくり補助金の活用をお考えの方は、事前に経営力向上計画の申請を行う等、早めに準備を進めてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。