【経営コラム】「無知の知」の自覚を持って創業してください


…できるだけお金に苦労しない経営をしましょう!

「無知の知とは…無知であるということを知っているという時点で、相手より優れていると考えること。
また同時に真の知への探求は、まず自分が無知であることを知ることから始まるということ。」

(哲学者ソクラテスの言葉、概念。)

創業は新しい経営者の誕生を意味します。前途洋々、大変おめでたいことです。
また、国策として創業・開業率の倍増を掲げており、様々な支援策も準備されています。
一方、経営には「山・谷・まさか」があります。
多くの創業者が道半ばで挫折してしまうことも事実です。

創業とは、事業を始めると同時に、経営に関する学びを始めることと考えるとわかり易いかも知れません。経営に関して、ほとんどの方がほとんど知らない、この謙虚な気持ち「無知の知」で創業してください。

■創業の手続きが必要です。
会社を設立する、または、個人事業でスタートする、いずれにしても手続きが必要です。

■創業補助金に挑戦してください。
創業補助金が準備されています。要件を満たせば採択されます。
チャレンジしてください。

■創業融資に挑戦してください。
日本政策金融公庫と保証協会付融資を軸に、創業融資の調達に挑戦してください。
早めに実績を作ってください。
この二つは、貴社が成長するための(有益な)伴走者になってくれます。

■伴走者を決めてください。
当事務所、銀行融資プランナー協会の「新・税理士」事務所は、創業者の伴走者にも最適です。

○創業の手続きや、創業補助金の取得の可否判断・手続き、創業融資の可否判断・金融機関交渉等及び手続を行います。

○さらに有益なのは、継続的な財務部長的な業務を提供できることです。
殆どの創業者が財務知識に乏しく、財務無知の状態で経営を続けています。
財務無策が起因する経営破たんは少なくありません。
財務に関しては、知ったかぶりではなく、「無知の知」を認識して経営してください。

最後に起業時の注意点を以下に記載します。
詳細はご質問ください。

■起業時にやってはいけないこと、やるべきこと。

○起業時に、やってはいけないことがあります。
1.美味しい話に乗ってはいけません。
2.大き過ぎる売上の案件を受注してはいけません。
3.安売り・ディスカウント受注は、絶対にしてはいけません。
4.低粗利益率ビジネスに参入してはいけません。
5.簡単にあきらめてはいけません。容易に流されないでください。
6.ジタバタ動き過ぎないでください。

○起業時に、やり続けて行かねばならないことがあります。
1.資金調達に励んでください。
2.自社の経営について、24時間、365日考え続けてください。
3.勉強を続けてください。