【経営コラム】人事制度の見直しが急務です。
…会社と従業員の関係性が激変します。
■人事制度の見直しが必要です。
◆今までの働き方!評価方法!
- できれば長期間働く。終身雇用を想定する。
- 給与の差は小さい。
- 昇給は慎重に。ただし、減給は原則行わない。
- 昇進は慎重に。ただし、降格は原則行わない。
- 働く側は、会社に忠誠心を持つ。
- 雇う側は、雇用に責任を持つ。
- 出勤して会社で働く。
- 専業で働く。副業は原則行わない。
◆今後の働き方!評価方法!
- 長期間働くことを想定しない。終身雇用は原則ない。
- 給与は能力に応じて大きく差をつける。
- 昇給は短期間で行う。ただし、減給も躊躇なく行う。
- 昇進も短期間で行う。ただし、降格も躊躇なく行う。
- 働く側の会社に対する忠誠心は薄い。
- 雇う側の雇用責任も軽い。
- テレワーク等を活用して働く。
- 専業のみではなく副業も認める。
◆今後の人事制度は!(優秀な人材を囲い込むために)
- 短期間で評価する。
- 給与格差を大きくする。今までの数倍程度に。
- 短期間で昇給または減給する。
- 短期間で昇進または降格させる。
- 働く側に過度の忠誠心を求めない。
- 雇う側も過度の雇用責任を負わない。
- テレワーク環境を整備する。ルールやインフラを整備する。
- テレワーク時の評価制度を整備する。
- 副業を可とし、その前提で評価制度に織り込む。
働き方が変わりました。「終身雇用は維持できない。」経済界の重鎮が言及しています。大企業においても終身雇用が終焉します。新型コロナ肺炎ウイルスの影響で、一気にテレワーク等が進みます。個人で生きるフリーランスが増えます。副業も解禁されます。
優秀な人材ほどこの流れにうまく乗ってきます。優秀な人材を企業として囲い込むためには、上記の様な人事制度の整備が必要です。
※銀行融資プランナー協会の正会員である当事務所は、クライアントに『お金の心配をできるだけしない経営を行ってもらう』ための新しい機能(=金融機関対応を含む財務の機能)を持つことを宣言いたします。我々は、『税理士』ではなく、『新・税理士』です。遠慮なくご相談ください。
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